蒔という店は本当にお客様に作ってもらっている店だなあと実感しています。
一年間毎月メニューを変え、四年経ちました。自分たちが良いと思うもの、おいしいと思う料理をお出しして、それがお客様に伝わった(喜んでくれた)ものだけが、残っていきます。冬瓜と白いとうもろこしのジュレもそんな料理。年々進化して今の形になりました。
七月のご飯ものは超シンプル。炊き立てのご飯に新生姜、塩を混ぜただけ。蓮芋の赤だしが付きます。「白い御飯がおいしい」と喜んでくれるお客様が多いことから作り始めました。